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TRPGとかボドゲとか

CoCで楽しく遊ぶために、「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」をざっくり読んでみた

人がそこに集まれば、荒れるのも世の常。人々がそこに安心して住めるように、歴史的な偉人達は法整備をしてきたわけです。

というわけで、これからTRPG界隈で遊ぶ前にしっかりルールを学んでおきたいなと思い、「テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン」に目を通しておきました。

テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドラインとは

テーブルトークRPGに関する二次創作活動のガイドライン策定について」とはTRPGライツ事務局が発行されてるTRPGの二次創作に関するライセンスです。

TRPGライツ事務局の代表が属している企業が発行するTRPGのゲームシステムを使った「何か」は、すべて二次創作にあたります。

以下に、ガイドラインを読んで思ったことをつらつら書きますが、ここにある情報はあくまで個人の解釈です。正式な情報はガイドラインに記載されています。

二次創作のガイドライン

ガイドラインの最初を見てなにがガイドラインなのかということですが、ガイドラインから引用します。

ファン活動の一環として、有体物、無体物にかかわらず、原著作物から取得した知見を利用し、自身の思想、または感情を創作的に表現した非営利を目的とした二次創作物の創作を行う活動。 引用:二次創作活動のガイドライン

ということで、原著作物以外で原著作物の要素が入った金銭のやりとりが発生するものはガイドラインの対象ですね。リプレイ動画なんかもそうでしょう。内輪で楽しむ分には問題ないです。

ガイドライン対象ということは、出版元/発売元の監視下に置かれるということなので、お行儀のよくないことはもちろんNGになります。

具体的には「禁止行為」の項目に書いてありますが、過去に「公式」とか「公認」とか付けちゃった二次創作物があったりしたんでしょうか。基本原則のほうもそうですが「二次創作と公式の線引きを明確に」っていうのを強く強調されている感じがしました。

まあ定期的に「ルールブック未所持問題」なるものがTwitterとかでたびたび挙がりますし、リプレイ動画やシナリオが先行して原著のイメージが薄い(=売上につながらない)っていうのありますものねえ。

ほか、公式シナリオはリプレイなどで使っていいけどネタばれ防止用のクッションをしましょう、ライセンス表記の方法についてなどの記載がありました。

あといちばん気になるのがこちらの一文ですかね。

二次創作物を頒布・販売する場合には、「スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(SPLL)」に従い、申請が必要となる場合がありますので、ご確認の上、ご対応ください。

みんなが気になるお金の話 ー スモールパブリッシャーリミテッドライセンス(SPLL)

SPLLとはTRPGルールを使った二次創作に対するライセンス申請制度。表にざっくりまとめてみました。

項目 申請が必要 申請が不要
紙媒体・グッズ類 「製造数×頒布価格」が20万円(税込)未満 「製造数×頒布価格」が20万円(税込)以上
電子出版物 無償で頒布 有償で頒布
サブスク 1年間の購読料の合計が20万円(税込)未満 1年間の購読料の合計が20万円(税込み)以上

物販系は製品にロゴを付け、また製造数×頒布価格が70万を超える場合は別途ライセンス契約が必要で、SPLL申請フォームとは別にメールアドレスまで連絡する必要がありそうです。 ポイントとなるのが「製造数×頒布価格」ってところみたいです。SPLLは製造のタイミングで申請するもので、販売数ではないみたいです。ただし同じ頒布物に対して、売り上げが好調で増刷みたいな話になると、増刷時に申請が必要な模様。

電子出版物は有償な場合、SPLLに登録必須ってことですね。また、頒布するプラットフォームも公式から指定されています。というのも、プラットフォーム咲から自動的に売上の10%を公式に納められるようになっているみたいです。

サブスクはまだイメージがついてないけど、例えばYouTubeのメンシブでリプレイ配布とかが該当するんでしょうか。リプレイ動画有料配信については、またガイドラインが策定される予定みたいです。

そのほか、ここどうなってるの、みたいな疑問は「よくある質問」を参照するのがよさそうです。

まとめ

まあこういうガイドラインができると、衆人環視的な状況が作り出されます。それを窮屈と感じるもいるでしょう。ただ自分は好感を持っています。

これをジャンプ漫画でたとえるなら、集英社がちゃんと原作者と調整した上で、「ちゃんとこっちが提示したルールを守るなら、ジャンプ漫画作品の二次創作の活動してもいいよ」って言ってるのとほぼ同義ですよね。

(※ あくまでたとえです)

どちらかというと二次創作マンを保護するためのルールだと思いました。もちろん出来たばかりなのでいろいろ不足している部分もあるでしょうが、それはこれから決められていけばいい話です。

というわけで、きちんとルールを守って楽しく遊びます。